
NTTドコモは26日、2017年度第2四半期決算説明会を開催しました。
NTTドコモの吉澤社長が登壇
第1・第2四半期(上期)の営業収益は2兆3,001億円で、同営業利益は5,488億円と増収減益となったことを報告しました。
PREMIUM 4G基地局は86,300局と大幅に増加。
同基地局に関しては、「ソフトウェアの変更は必要なものの、 5Gにも対応できる設計となっている」と吉澤社長。
金融・決済サービスでは、dカード決済などは、順調に取扱高が伸びており、1兆4,900億円規模となった。
また、dカードGOLDが300万契約を突破したとのこと。
Q.「顧客還元」はどのくらいの還元をしているのか?
A.顧客還元は予定通り推移しており、今年度では既に約200億円の還元を実施している。
今年度合計で500億円ほどの還元をしたいと考えている。
ケータイ補償の値下げも含めて、今後第2弾、第3弾と施策を実施していければと考えている。
また、還元の原資となっているのは、コスト効率化から捻出している。
Q.FREETEL(プラスワン・マーケティング)のMVNO事業が楽天に買収されたが、それらの感想などがあれば
A.私達はコメントする立場にはない。
Q.docomo withの目標として、140万台を目標にしていると以前話していたが、控えめな目標値でなはいか?
A.現状の販売台数(70万台)の2倍ほどになる目標を立てている。
Q.2017年でドコモは会社設立から25周年を迎えました。人口減少などの将来に向けて、今後を見据えた動きも必要になるかと思う。
先日「M Z-01K」は、今後を見据えたものだと思うが、今後の海外展開について考えていることがあれば教えてほしい。
A.少子高齢化や人口減少などの課題があるので、海外に目を向ける必要が出てきた。
勿論、この25年間で目を向けていなかったわけではないが、我々の持つテクノロジーを確実なものとして海外にも出ている動きが必要と感じる。
端末事業に関しては、「M」をきっかけに他のパートナー企業と連携し、ドコモが企画した端末を展開していく動きを作っていければと思っている。
また、同時に5G時代に向けて、ネットワークとサービスの融合をしていき、そこで新しいサービスやビジネスを展開していくことも考えていく必要がある。
我々だけでは実現できないこともあるので、パートナー企業と連携を深めていきたい。
ただ、現時点で明確なビジョンは無いものの、今後はそのように考えている。
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